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「アトリエファクトリー」は福岡市内のショッピングセンターースーパーブランドシティ」内にも設けられている∵薬事法の関係もあり、多店舗化は容易ではないが、消費者のオーダーメイド志向に応えた新しい試みだ。
一人勝ちをおさめるrRMK RUMIKOL米国での業績が逆輸入された形で人気を獲得した「シユウウエムラ」と同じように、ニューヨーク在住の日本人メイクアップアーティストが開発したブランドとして、いま若い女性から絶大な支持を集めている国産ブランドが「RMK RUMIKOLl、。
カネボウの子会社エキップがアーティストの広瀬留美子氏と手を組み開発したブランドだ。
カネボウ化粧品本部広報宣伝室アシスタントマネージャーの藤本浩司氏はいう。
「日本人の肌や質感、好みをよく把握している広瀬氏と手を組み、時間をかけてコンセプトを確立したことが功を奏した。
発売から上方修正の繰り返しで、人気は非常に高い」「RMK RUMIKO」は、九七年から百貨店を中心にメイクアップラインが投入され、出足から爆発的な人気を示した。
売上高は約三八億円。
一店舗当たりの売上は一五〇〇万円⊥五〇〇万円にも達しているもっとも売上の高い西武百貨店渋谷店の月商は三〇〇〇万円以上ClrRMKRUMIKO」の客層と同店の客層が見事に一致した結果であるl。
一.〇〇〇年三月からはスキンケアラインもスタートした.U九品日一三点で価格は二〇〇〇円~三八〇〇円。
U]本女性のナチュラル志向に合わせ、レモンやキュウリ、パパイア、オレンジなどの野菜やフルーツの成分を導入したラインナップだり順調な出足を見せ、すでに全売上の一五%に達しているl。
現在、「RMK RUMIKO」の店舗数は、海外六店を合わせて計三国店。
海外にも山店しており、台湾で六店、香港で一店を展開中だ。
二〇〇一年九月には、初の路面店を東京・表参道にオープンした。
限定商品やサービスを設けた旗艦店という位置付けだ.。
今後三年間で国内五〇店、海外三〇店の体制、売上一〇〇億円を目指している。
いま一番いきのいいブランドのひとつである。
発売当初は高い人気を集めるものの時間がたつにつれ人気が鈍化するメイクアップアーティストブランドが多い中、なぜ「RMK RUMIKO」だけが順調な業績をキープし、市場にしっかり根をおろしたのだろう。
西武百貨店商品部服飾雑貨部バイヤーの佐々木滋夫氏はいう。
「RMK RUMIKOはメイクアップアーティストブランドというより、どちらかといえばライフスタイル提案型。
ニュートラルな感覚で、ブランドポジショニングがうまい。
スキンケアもナチュラル感にあふれていて打ち出し型が巧みだ」「RMK RUMIKO」は、確かにメイクアップアーティストブランドではあるが、アーティストの個性がとくに強烈に打ち出されているわけではない。
ニューヨーク在住のアーティストが開発に携わったといっても、カラーバリエーションや質感などは明らかに日本人仕様だ。
「ニューヨーク」「日本人アーティスト」というエッセンスをちりばめた非常にベーシックな化粧品といえる。
「RMK RUMIKO」の人気が衰えを見せない理由は、実はこのベーシックさにあるのではないだろうか。
さらにいえば、新しく加わったスキンケアラインのコンセプトも日本女性のナチュラル志向をうまくくすぐるものだった。
継続的、安定的売上を見込めるスキンケアラインの力は大きい。
カネボウの屋台骨ブランドのひとつとして、「RMKRUMIKO」の活躍は続きそうだ。
続々登場する海外メイクアップアーティストブーフンドカネボウには、「RMK RUMIKO」のほかに、もうひとつ百貨店専用のメイクアップアーティストブランド「ルナソル」がある。
メイクアップアーティストとして米国のフランク・クーパーを、店舗やパッケージデザイン担当としてやはり米国のクリエイティブディレクター、フランク・マドックスを起用r、一化粧品に対する感度の高い二五歳~四〇歳の女性がターゲットだ。
既存の百貨店専用のブランド「アシユエフ」ではつかみきれない都市型の顧客層をカバーする狙いで開発されたブランドだ。
メイクアップアーティストブラ、/ド戦略で一人勝ちをおさめつつあるカネボウに対して、資生堂は子会社のインターアクトが九八年から「スティラ」を輸入し、百貨店を中心に販売している。
もっとも上陸当初、三越銀座店で初日売上七〇〇万円を記録し快調な滑り出しを見せたものの、その後、人気はやや下降気味。
異常なまでの過熱ぶりが常態に戻ったともいえるが、メイクアップアーティストブランドの人気を持続させる難しさが霧U王した格好だ。
インターアクトは、インド哲学を研究する二人のコンセプチユアルアーティスト、トニー・ギルとティナ・ボーンスタインの二人が開発した「トニー&ティナ」の輸入販売を二〇〇〇年から開始した。
インド哲学をベースに色や香りによるヒーリング効果をうたった化粧品で、狭義のメイクアップアーティストブランドではないが、その強烈な個性は他のメイクアップアーティストブランドに負けてはいない。
注目されるのが、嚢生童が二〇〇〇年五月に買収した「ナ1㌧ス」だ。
「ナーズ」は大手化粧品グループが買収していない唯一の大型メイクアップアーティストブランドとして、どこが傘下におさめるか、国内外の関心を集めてきた。
「ナーズ」を獲得した資生堂は、二〇〇ム年九月に円本一号店をオープンした。
百貨店の中でも化粧品の販売力ではトップを走る伊勢丹新宿本店だ。
その後、関西では伊勢丹と並ぶ化粧品販売力を有する阪急百貨店梅田本店にも出店っ関東と関西の雄に拠点を構えて、まずメイクアップ化粧品、次いでスキンケア商品を投入し、ナーズの定着を図る考えだ。
キスミtも「スージーN Y.」でアーティストブランドに着手一般化粧品メーカーの大手キスミーコスメチックスも、メイクアップアーティストブランドを立ち上げた.。
女優のジョディ・フォスターやブリジット・フォンダのメイクを担当したことで知られるニューヨーク在住のアーティスト、スージー・カウンシル氏を起用した「スージーN.Y.」だ。
このブランドのために設立された新事業体、スージーカウンシルディヴィジョンのマーケティングディレクター・平野武男氏はいう。
「制度化粧品メーカーや訪問販売メーカーが次々とセルフ化粧品に参入し、セルフオンリーのメーカーにとっては厳しい時代だ。
当社としては、ファッション性が高く、若い層が集まる市場で展開していくために、社名を山さない方針で『スージーN.Y.』を立ち上げた」キスミーやウテナ、明色化粧品といった.般化粧品メーカーはいくつもブランドを抱えているが、どうしてもチープなイメージがつきまとう。
セルフで買える手頃な価格の化粧品だがファ/ンヨン性は今ひとつ、そんな消費者の先入観をぬぐい去るのは難しいlリ競合が激化するセルフ市場で同社がとった戦略、それがメイクアップアーティストブランドの立ち上げなのだ、・、九九年九月に誕生した「スージーN.Y.」のターゲットは∴〇、∴ム六歳の女性。
個性を生かした自分らしい、自由なセレクト・組み合わせが可能な色構成、がコンセプトだ。
ラインナップは、口紅やリップグロス、フェイスカラー、ネイルカラーなどのメイクアップラインのほかに、ファンデーションや下地クリームなど一部スキンケア商品も揃っている。
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